入院一日目

●2013年3月11日

入院当日。

 

10時半頃病院へ到着。3階にある入院受付で手続きを済ませて指定のパジャマに着替える。急に病人のような気持ちになってくる。

 

 

なぜか、この部屋は私が着ているシマシマのパジャマの人の他に、ピンクの丈の長いパジャマを着ている人がいる。「私もそれがよかったな」と思ってみていると、ピンクのパジャマは妊婦さん(汗;)

 

他にいくつもある相部屋は全員シマシマパジャマか全員ピンクパジャマ。部屋によって別々なのに、この部屋だけは混在している模様。

 

 

手術予定表を看護師さんから渡される。

 

 

電話では手術日は11日と聞いていたが、よくみたら13日。

診察の時の説明では、「手術の日が決まったら、その日の5日前くらいに電話がある。ベッドの空き状況によってしか入院ができないため、日程を確約することはできない。」

 

確か、8日に電話があり、「手術は11日です。9日に麻酔科での説明があるのでお越しください」ということだったので、てっきり11日だと思ってたら・・・11日入院ということだったよう。 

 

 

今日は普通の食事と睡眠がとれるということで少しほっする。

 

 

12時頃、手術の概要を説明するということで、担当のK先生がやってきた。別室で、説明を受ける。「腹腔鏡で手術する予定ですが、やはりおしり側の大きい筋腫を取るのは大変難しい」との説明。もしかしたら、‘途中で開腹になるかもしれない’‘輸血が必要になるかもしれない’など、緊急事態に備えた同意書にサインをする。

 

 

戻ってきたら、昼食の用意がされていた。

→病院食というイメージではなく、ボリュームもあって美味しかった。

 

 

食べてる途中、私のいる6人部屋の一角、ベッドごと空いていたスペースへ、ベッドにのった患者さんが帰ってくる。(しばらくしてその患者さんが同じ子宮筋腫の腹腔鏡手術をしたことを知る)

 

 

その患者さんのことが気になりつつも、時間もあるので、普段の生活では読むこともなかった、「上品な話し方」「きちんとした敬語の使い方」など、持参した本を読んでみる。

 

 

18時頃、夕食。

お昼よりはボリューム少な目。大部屋での入院は初めての私。この食事時間がとても居心地が悪い。。6人部屋なので、真ん中の通路をはさんで、全員が顔を合わせて食べているのに、会話もなくそれぞれが食べ物を噛んでる音だけが聞こえる。

 

あまりの居心地の悪さにテレビをつけたかったが、

置かれている位置が、食事時には背中を向けてしまう場所に配置されているためそれもできず。静かな静かな夕食が終わった。

 

 

お風呂システム。

30分単位で、各自でシャワールームにかけてある時間表に、個別で渡されている体温計の番号を記入するシステム。空いていたのが18時からの30分だったので、とりあえず名前を書いてみた。晩御飯を早く食べて行こうと思っていたけど、間に合わずこの日はお風呂に入れず。

 

 

食後また本を読む。同じ手術を受けたらしい斜め向かいの方の動向がやはり気になる。カーテンは閉じたままではあるが、たまに入っていく看護師さんとの会話はされている様子。

 

  

21時半消灯。色々な音が気になりつつ就寝。